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MARQUEE Vol.117 Cheeky Parade もうひとつの「Hands up!」インタビュー

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2016年10月18日 18:29
  • MMM
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photo/MMMatsumoto
text.interview/小野 慎一郎

現在発売中の本誌MARQUEE Vol.117に掲載のCheeky Parade。
ニューシングル「Hands up!」をメインに、
そこでは7人編成になっての新たな心境が語られていたわけですが、
実は密かにもうひとつのインタビューが!
今回は、本誌では語られなかったその内容を公開します。


☆パジャマ衣装について☆

――まずニューシングル「Hands up!」で目立つのがパジャマ衣装で、
夏暑そうっていう。(一同笑)。
実際夏フェス通りすぎてきて、どうでした?

鈴木友梨耶 暑かったね。

島崎莉乃 しっかり暑かったね(一同笑)。

関根優那 まさかパジャマで夏を乗り越えられると思わなかったんですけど。
でもこのパジャマに愛着がどんどん沸いてきたので、
やっていくごとにステージ上でもパジャマで出るのが当たり前になりましたね。

――評判はいいですよね。

島崎 覚えやすいっていう声が。すごく印象に残るみたいで。

――チキパというと、今まで袖が無いっていう。
昔一回だけ、袖がある衣装あったんですよね。

渡辺亜紗美 ありました!"キズナPUNKY ROCK!!"の衣装で。

島崎 (笑)あれはすぐ廃止になりました。

鈴木友 すぐ袖切った。スギちゃんみたいになっちゃいました。

――あっても切るぐらい袖が無かったのに、長袖長ズボンで。
乗り切れると思ってました?

永井日菜 やるしかないですよね。

――新体制でも、もしかしたらカワイイ路線を1個入れてくるかなっていうのは、
なんとなく思ってたんですけど。

渡辺 確かに今までこのパステル調の色を、
チキパが使うことはほんとになくて。
ビビッドな色ばっかりだったので。
でも"Hands up!"を聴いた時に、
そのギャップがすごく大きかったので。
ああやっぱり、チキパらしいなっていうふうに思いましたね。

――ギャップですよね、ポイントは。
曲とどっちが先だったんですか?

島崎 楽曲が先でしたね。
衣装はもっとロック調になるとか、
激しいトゲトゲとかまた付いてるんじゃないかって、
個人的に予想はしてたんですけど。
まさかのこのパジャマだったので、メンバー自身も驚きましたね。

――変わった生き物に、一応設定とかってあるんですか?

島崎 特にない。

溝呂木世蘭 でもオリジナル。

鈴木友 ミュージックビデオでは、
最初は白いTシャツにふつうにショートパンツをはいて、
シンプルな衣装なんですけど。
この生き物たちがまわりに浮かんでて、それが体の中に入ってきて、
気づいたらパジャマになってたーっていう。
新体制になるきっかけの、
なんか導いてくれるキャラクターみたいなものにMVではなってるので。
キーにはなってるかなと思います。

――よく見ると気持ち悪い(笑)。
小鷹狩さんのヘッドアクセサリーは、サメですか?

小鷹狩百花 サメじゃないと思うんですよね。
なんなんですかね、でも。

鈴木友 これもなんかキモカワなキャラクターで。

小鷹狩 海のキャラクターだと思われるんですけど、
全然違うと思うんですよ。

鈴木友 青だからね、サメに見えるけどね。
最初、亜紗美も同じ形だったんですけど、
亜紗美はイソギンチャクみたいなのを付けて。
ちょっと違うようにしたんですけど。

――あとこれも話題になったんですけど、
踊ってるとこ見たら、まあヘソが見えると(笑)。
あれはわざとなんですよね、きっと。

溝呂木 はい。初ですね。ヘソ初出しです(笑)。

――野外で風も吹いてて、どう考えてもいちばん下のボタンはめてないし。
特に渡辺さんとか、わりと。

渡辺 そう! なんか開けてる分量は同じなんですよ。
なんですけど、動き的に見えやすいのかわかんないんですけど、
写真とか見るとすっごいお腹が見えてて。

――踊りがダイナミックなんじゃないですか?

渡辺 あ、そういうことですか。ありがとうございます(笑)。

鈴木友 島崎もさ、よく写真で、超出てる写真があるよね。

島崎 私あばらまで出ちゃって。ジャンプが変なんですね、たぶん。

溝呂木 きれいにあばら出てるよね。

永井 ちょっと抵抗があったんですけど。
いざやってみたらまあ解放感ありますね(一同笑)。

――あれを見て、そんなに暑すぎないのかなって思ったんですけど。

島崎 衣装自体は軽いし、動きも動きやすいし。
まあ暑いですね。こもっちゃうんですよね。

鈴木友 でもお腹が唯一の呼吸部分ですね。


☆新体制始動まで☆

――ここから今年の始めまで遡って、
新体制までの話を聞いていくんですけど。
2人の留学が1/17のiDOL Streetカーニバルで発表。
そこから6/25まで今年の前半はいろいろ出来事があって、
結構やり切った感はあったんじゃないかなと。

小鷹狩 発表されてから暫くは全く実感がなくて。
6/25になっちゃう前あたりから、実感がわいてきましたね。
「あ、ほんまにこれでいなくなるんやな」って思った瞬間、
涙が止まらなくなったんですけど。
その涙もかれちゃって、もう。
なんかもう「行かんといて」という感情から、「がんばって」に変わって。
泣いて送るっていうよりも、
今できることを9人でやって思い出に残して、
快くっていうか、真凜と真梨耶に後悔しないで行ってほしいなっていう想いが強くなったので。
ほんとに9人の時間を楽しんでやったというか、
がんばらないで、楽屋ノリのような9人の仲良さを前面に出していきましたね。

――スタッフさんやファンの方も、
だいたいそんな雰囲気になっていきましたよね。

小鷹狩 そうですね、団結力っていうかなんかもう。

――曲もパフォーマンスもアイデアも、
それぞれ全部充実してたと思うんですけども。

渡辺 大阪(5/3)と東京(5/8)でワンマンライブをさせていただいたんですけど、
その時もやっぱりファンの方との距離を大事にしたいなと思って。
やっぱり真凜と真梨耶も会いたくても、
この留学してる期間はファンの方にも会えないので、
近くにいさせてあげたいなっていうことをみんなで考えたりして。
私達もほんとに楽しみたいという気持ちで、
客席(の横)にお立ち台を作っていただいて、
曲中に降りてファンの方の近くに行って。
私逹のアイデアで、ファンの方もすごい喜んでくれたのが嬉しかったです。

島崎 今までもワンマンライブとかは、
結構メンバーの意見を中心にやってたんですけど。
留学前後の大阪と東京でのワンマンは、
もうほぼメンバーで演出も考えました。
メンバーにとっても今までとはまた違った、取り組みの姿勢になったし、
特別感あった、ほんとに9人で作りあげたライブだったんじゃないのかなっていうのは感じます。

――その頃に、また新しくファンが増えたりとか、
2~3年前に見てたけど戻ってきた人達も、
意外と多くなったような印象があるんですけど。

関根 そうですね、やっぱり真凜と真梨耶が2年間会えないので、
久しぶりにちょっと顔見に来たよっていう人が、
もう一回パフォーマンスを見て、
やっぱチキパ好きだなって思ってくれて復活してくれたりとか。
新体制になるんだ、じゃあ今のうちに見に行こうみたいな新しいファンの方が、
見に来てくれたりとか。
最初はやっぱ不安だらけで、
2人と離れちゃうのもショックだったんですけど、
今のままじゃダメだって気持ちもみんなあったので。
ひとつひとつのライブの大切さや、
私達もっと工夫できたんだなっていうのは、
改めてこのきっかけで知ることができたので。
成長できたなってすごく思います。

――いちばん大変な時期は抜けたかなって感じました。
去年2曲しかなかったんですよ。
よく乗り切りましたよね。
今年になってから大量に曲も増えてますもんね。

島崎 アルバムも出しましたしね。
正直、去年はスランプでした。
そのタイミングで7人になるってことになって。
2人にはちょっと悪いんですけど、
新しい風が吹いて、そこは良かったのかなっていうのは思います。
こういう転機があったことは、チキパにとっても良い事だったと思います。

関根 今までも波はたくさんあったと思うんですけど。
この新体制になるタイミングで、
ひとりひとりの意識が明らかに変わったんです。
それはお互い見てても感じてることだと思うので。
そこはすごく良い方に向いてるなっていうのがありますけどね。

――それがあったから、これだけ新体制になってからも調子いいのかなっていう。

関根 そうですね。
チキパは比較的ライブ本数が多いわりに曲数が少ないという状況だったので、
どう飽きさせないでやっていくかについては、
結構みんなで悩んだ部分はあったんですよ。
でも今年に入ってからは新曲が増えたりして、
逆にどう見せていくか、
もっとライブに対しての深いところまで話し合えてるので、
今すごくいい傾向だなって思います。


☆リーダー交代について☆

――メンバーは変わらずとも、新体制でいくつかチェンジはあったと。
いちばん大きかった事は、リーダーが変わったことなんですけど。
まず新リーダーの友梨耶さん。
もともと仕切ったらいちばん安心みたいなところがあったじゃないですか。
どうですか、新リーダーになってみて。

鈴木友 そんなに変わったなって実感はなくて。
今までもみんなで支えあってやってきてたので。
なので今もリーダーに、リーダーじゃないや、ゆーにゃんに支えられてるところがすごいあるので、
助けてもらいながら成長中って感じですね。
まだ私全然できてないので。

――でもお姉さんがリーダーやってたら、妹さんも安心ですもんね。

鈴木友 いやー、安心してないと思います。
私しっかりしてそうで、してないんですよ。

――あと、みんなの態度が変わったとか?

鈴木友 リーダーになるとやっぱ、いじられるんですかねぇ?

渡辺 いじられるっていうかあの、しゃべるとシラケちゃうんで。

鈴木友 あ、しゃべる量が増えちゃったからか。

渡辺 しゃべりが増えちゃったから、目立つんですよ。
そういうことだと思います。

――大丈夫、リーダーっていうのは時に空気読まないのも必要ですから。
どんどん進んでかなきゃいけない時があるわけで。
渡辺 いやそれを友梨耶に言ったら、
ちょっと怖いほうに受け取っちゃいそうなんで(一同笑)。

鈴木友 そうですよね! KYで良かったです(一同笑)。

溝呂木 やめてー(笑)。これ以上なんないでー。

鈴木友 おーい!

――関根さんがずっとリーダーとしてほんとに良くやってたと思うんですけど。
ただ関根さんの場合はリーダーやってたから、
ちょっと自分のことをおろそかというか、
もっとできるのにいろいろ責任あって大変だからみたいなところが、
あったような気がするんですけど。

関根 そうですね、意識的にそうしてたつもりはないんですけど、
やっぱりその、自分が目立つというよりは、
私は目立つ立場ではないのかなっていうのが、もうずっと。
代わってから、どんどんいろんな、ゆーにゃんの普通のところも見せてってほしいなっていうふうにファンの人に言われたりとかするので。
そこで気づいたかなって感じですね。

――でも9人からセンターの真凜さんと、見た瞬間にわかる真梨耶さんが抜けちゃったわけだから。
結構キーになるのが関根さんと小鷹狩さんだと思ってるんですが。

関根 比較的今は肩の荷が下りたというか。
今まで以上にもっと自由にというか、個性を見つけていけたら、
もっとつながっていくのかなと思って今、模索中ですね。


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