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MARQUEE(マーキー)Vol.114 編集Blog:わーすた

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2016年4月 6日 22:39
  • MMM
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avex内アイドル専門レーベルiDOL Streetの第4弾グループとしてステージデビューして約1年、こんなに化けるとは、つい先日のクアトロワンマンまで思ってもみませんでした。

アイストと言えば、avex伝来のダンス&ヴォーカルというイメージが強かったんですが、それにしてもブチ上げましたね~"うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ"。
これ、快挙だと思います。
初披露で曲を聴いた時、ヒャダイン作曲?て真剣に疑いました。
速攻、でんぱ、エビが浮かぶ程の、小芝居混じりのカット&ペースト風のサビメロに意味ない歌詞と変な決着をする物語(笑)。
完璧アキバ~原宿のポップライン。
明らかにでんぱ組やきゃりーらと同テイスト。

でも今思えば、わーすたには最初から"いぬねこ。青春真っ盛り"という定番曲があったわけで...
でも一方では"Doki Doki♡today"や"Zili Zili Love"なんかのCoolナンバーもあって...
という中から、衣装やパッケージも含めて一気にジャパンカルチャー"萌え"を根幹に置いて急発進。
そもそもが「ザ・ワールドスタンダード」だったけど、
ここに来て、その"萌える"コンセプトで、わーすた自体が一気に具体化した。

とは言え、メンバー5名はなかなかグループ結成に至らずの約2年間をアイスト生として過ごす中で、抜群のダンス力や歌唱力を養い、それは萌えた今も、下地・基礎としてしっかりあって、これがまたコンセプト倒れに終わらないリアリティとして作用しているのも事実。

まったく個人的な感想ですが、
たとえば"Doki Doki♡today"はAメロでよく分かるんですが、
バッキングのピアノとか最高に利いているしカッコイイ。
あの間(ま)を取ったタイミングと響かせ方、ああいうのが音楽ファンをうならせる。
といった小技が随所にあって、
そう言えば、わーすたのCoolナンバーってR & Bベースではなくボサノヴァ~サンバで、やっぱりオシャレベースだったななど、気づくところが沢山あるわけです。

そして何よりも、ツインヴォーカル体制という明確さ。
しかもお二人の声質とタイプは真逆くらい違っていて、
そのミスマッチ感がスリリングさともなり、曲に物語を加えることができるという、最近のアイドル界隈では珍しく本筋の歌で特長を発揮出来ているグループでもあります。
そういう意味では結構音楽的。

そしてそして、もっと納得するのが、
この"萌える"コンセプト、つまりヲタ属性に関して、
メインヴォーカルの廣川奈々聖さんがその気質バリバリであること。
ここに大いなる説得力がある。
つまり、わーすたの萌えるコンセプトは大人が後付けしたものじゃない。
しかも、廣川さんは人一倍距離感つかめるだけあって会話の返しも素晴らしくMCも完璧。
ヲタ気質なのにメジャー感を持ち、その上に絶対音感あるでしょという程のヴォーカル、という逸材。

そうした"萌え"キャラで言えば、
直球で"萌え"ているのは松田美里さんかと。
そして"萌え"から正反対な程遠く、だからこそ本人も頑張っているツインヴォーカルの一方である三品瑠香さんが、全ての見た目から断トツの"萌え"人材。
というギャップは、もはや「合法ロリ」どころではない!
ということで、わーすたは人材もそろっており、振り幅もこのとおりある。
そのうえでの一番のポイントが、ここ。
"萌え"が一般化する過程において、この5人が基本、普通の女の子であるがゆえに、新たな世代の"萌え"感覚を代表していく可能性・将来性を大いに秘めていること。
だから、わーすたの"萌え"は衣装も含めて、とても分かりやすく出来ている。
この分かりやすさこそが、ワールドスタンダードへの道なのも確か。

ということで、
今回はアイスト通でもあるライター小野慎一郎氏がインタビュー。
本来話しておかなければならないこれまでの事を始め、
もちろんデビューアルバムの事も含めて、盛り盛りです。
もちろん撮り下ろしも。


P.S.
わーすた連載「世界標準アイドルへの道」

わーすたメジャーデビュー前からスタート(Vol.112~)したこの連載も早3回目。
毎回わーすたメンバーが、今の時代を感じさせるアイドルさんをゲストにお招きして、「アガる為に何を為すべきか」を話し合う会として発足しましたが、
ほぼ女子会へと推移しています。
今回のゲストは、虹のコンキスタドールから鶴見萌さんと奥村野乃花さん。
"創作学校"コンセプトを持つ虹コンさんとはとてもスタンスが近い、
という設定でご指名させていただいたんですが、
話し始めたら廣川さんと奥村さんが暴走。
新宿歩いてて後ろ姿で廣川さんと分かって声かけた、とか、
途中、推し被りして敵視する、など、
ほぼヲタ話まっしぐらで爆笑進行。
これ読めば、わーすたの"萌え"コンセプトが本物であることはすぐ分かります。




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