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2010年12月 Archive

12月31日 晴れ

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2010年12月31日 13:22
  • MMM
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やっときのう、一息。
クリスマスの気分もなく、
取材終わりにミトくん一家と鍋行ったくらいが忘年的でした。
でもクリスマスはシチューと中華料理をなぜかハシゴして、
アニバ系としてはしっかり表参道・六本木でイルミに過ごした。
今年はハッキリ言って街中に人いない。

ライヴもずっと続いてる。今日もこれからハシゴ。
きのうのミドリ解散ライヴについては、マーキー2/10号で。
後藤さんのスッキリした勝算ありそうな印象からすると、
急だったけども区切りではあるし、連載をどうするかは話し合い中。

今年は充実だった。出会いも多かった。
やっぱり2010年は激動だったというのが1年の感想。
でも基本的に変化が激しいほうが楽しいので。
来年2011年はいよいよ本番ですよ、音楽シーンは。

さて。
今夜も深夜まで活動。

ミドリ 解散

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2010年12月26日 05:44
  • MMM
全然休みなくて駆けずり回ってたら、
これ、何なんですか?マジで。
ミドリ、解散て。
12/30のライヴ・タイトルが引っ掛かって
二度スタッフにも聞いたし、
二度目は念押しして聞いたのに。
いや、スタッフを責めてるわけじゃないです。
突然だったんで。ドキュメントすぎるし。
でも、この間浅草で女王蜂、385、detroit 7のライヴがあって、
その時後藤さんが昔の暴力温泉芸者みたいな素晴らしいDJやってて、
みんながほぼ帰った時に、「TAI POP、面白い?」って、
後藤さんのかけてたCD物色しながら少し話してたら、
後藤さんが「松本さん、12/30来てな」って言って、
なんかオレ、「変だな」ってかすかに思ったんですよ。
そういうふうに後藤さんって言わないから、いつも。
あーーーーー、少しの予感が当たってしまった。
「さよなら、後藤さん」て付けた時にはもう決めてたんだろうなぁ。
特集号作った頃から、要するに結婚した頃から、
なんとなく解散の方向だったのか?
マネージャー募集もあった、ツイッターでのケータイ公開もあった、
激しいやりあいもやってた、各人ソロの動きもあった、今思うと、いろいろ前とは違う行動パターンがあった気もする。
自分を奮い立たせたり次を探してたんだろうか。
バンドが後藤さんの言うような状態だったとは分からなかった。
救いといえば、後藤さん本人からきちっと解散発言が聞けて、
それをちゃんと自分も聞けたこと、か...
解散、やっぱり残念。
でも後藤さんが決めたことだから。

なんか全体の気の流れのようなものが錯綜してる。
ゆら帝解散に始まって、かまってちゃんや世界の終わりが急上昇したり、
最近、脱退や解散や休止の話も変に多い。
で、年末にはこれ。全体がうねってる。そういう時期なのか。

30日、当然、ずっと前から空けてある。
ミドリのライヴなので。

MARQUEE Vol.82 明日発売!

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2010年12月10日 01:45
  • MMM
トイレに神様がいます。
オレも紅白出たいゾーーー。
でも政治力ないと出れないゾーーーー

象、、、じゃなくて...

なんでか昔からトイレに行くとアイディアが浮かぶ。
厳密に言うと、歯を磨くと。
マーキーの事務所はユニットバスなので...

ホント理由ワケ根拠一切不明なんですがー、
とにかく歯を磨いているとハッと思いつく。
たいていのマーキーの企画は、それです。
歯磨きです。
特に変なヤツとか。
あした出るマーキーの話だと、
空から志磨くん達がいっぱい降ってくる、とか...。
「あ、そうか! メリー・ポピンズかぁ」
てな調子です。

だからトイレには神様がいるのか、と。
しかも9分台。
プログレだな、それ。弾き語りプログレ?
長けりゃプログレっていう刷り込み、
人間歪んでるみたいでコワイです。

すみません、話いろいろすり替えてます、今。

では、あした。
地方だと2~3日出回るのが遅れるかも。
都内でも取次さんにもよるみたいなんですが。
とりあえずあした、また。


さっちゃんはね、

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2010年12月 5日 08:06
  • MMM
さっちゃんはね、とてもエライ!

今、朝方、代官山 UNIT、ねごと、ツアーファイナルから帰宅。
UNIT 出たのは多分 20:30 頃だったと思うんだけど、
それからメシ食ってたら、HiGE須藤氏からTEL、
「今から会おう」ってことで、QUIP 石川氏と共に合流。
そこから実りある話を朝5時頃まで延々と。

ねごと公式ブログで書かれてるように、
昨夜のねごとは、さっちゃん(幸子さん)の声がほとんど出ないというアクシデントの中行われた。
最近ずっと彼女達のライヴを観てたので、
1曲目の"インストゥルメンタル"を歌いだした瞬間に、「風邪?」と。

悔しかっただろうなぁ。
この日のためにと思ってたはずだから。
でも声かすれて苦しそうで、それでもセットリストから1曲外しただけで、
最後まで歌い通した。音程外し続けても。
あの、気持ちの強さ。あの、責任の取り方。そこにある意志。
あれは、ちょっと感動したなぁ。
さらしている以外の何物でもないわけだから。
それが耳障りでガッカリさせるだろうことも分かりつつなんだから。
その、言い訳しない態度、
自分の事を顧みず、
今出来る最大限を来てくれた人達の為にという想い。
あれはね、捧げているに近いですよ。

2度、彼女は「ごめんなさい」と詫びてたけど、とても真摯だった。
気持ちは充分会場に伝わってたと思う。
彼女のアクシデントを補う形でメンバー達が一体になってて、
本当に良かったし、それも伝わってきた。
途中、必殺・さやちゃん(小夜子さん)の思い付きで、
会場を3等分して、"カエルの歌"を輪唱させるという凄ワザが冴え、
これがまた会場ごと練習したかのごとくバッチリ決まってほんとビックリ。
3等分したわりには「左側が1、真ん中がB、右側がB'」って、
どんな気持ち悪い分け方なんだぁ!?って感じだったけど。
でもあの時、会場がアクシデントに折れず頑張るさっちゃんの気持ちを受け止めてるなぁとハッキリ分かった。
さすが、さやちゃん。
彼女の機転の利かせ方というか、直感力・察知力、そして発言力・行動力は、
以前からハンパないと思ってたけど、ホント素晴らしい。

忘れられない1日でした。
今もずーっと残っている。
心がこもる、というのはああいうことを言うんだと心が洗われた。
こんな新鮮な気持ちになれたライヴは珍しい。

終了後の関係者挨拶の時も気丈だったんですよ、さっちゃんは。
一人泣かずにこらえて、反省と重ね重ねのお詫びと決意を話してて。
本当はライヴ前から一番辛かったはずの本人は、
ライヴ終演後も、折れることも落ちることもなく、
いや正確に言うと、折れることも落ちることも自分に許さず、
そのまま責任を真っ向から受けたまま、つまりつまり、逃げずに。
あれはねー、ロックですよ。
後で須藤くんとも、そう話してたんだけど。

僕はねー、この子、信頼出来る。
ピュアだからです。
でんぐり返しもしたと思う。

確信した。自分が感じてた直感も正しい。
ねごとに最初から感じているいい意味でのふてぶてしさ、
というか何か内面のゴリッとした強さって、これなんだと。

ねごとはね、ただ者じゃないです。
ちょっとね...感動してしまった。

あけましたー。

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2010年12月 1日 17:34
  • MMM
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やっと、終わりましたー、12月10日発売のマーキーVol.82。
(↑表紙ス)

スッカリご無沙汰してます。
家で寝てたんじゃないかって?、そんな事はぁ、ない。
(そんなワケなかろう!)
取材し編集して日々励んでおりました。
今回は過去のマーキーに無かった進行の遅れで、
最後、記憶がない...
何書いてたか断片しか思い出せない。
結構ヒドイ事書いてた気がするんだけど...

表紙&第一特集は、ゆらゆら帝国でッす。
未発表ライヴ写真借りたり、関係者に片っ端から取材したり、
コメント、原稿たくさんもらったりしてました。
敵討ちみたいな感じだった。
僕は彼等の解散について敢えて言うなら、
「残念」「悲しい」よりも、「悔しい」派なので。
それもあったかな、ガーっと書き過ぎた気がします。
なので濃いです。

ねごとさんの連載「ネムタイワ」が始まります。
ねごとが2組に別れ、交互に対談相手をお迎えするという連載です。
なのでタイトルは、ねむ対話。やっぱ布団関係でしょう。
タイトル決めは結構脱線したみたいでなかなか決まらず、
時効寸前に僕からも候補出しするかなぁと思ってたその第一候補は、
「ねごと言ってんじゃない!」。
ねごとが、そう言って叱られてるのか、
ねごと側が、お迎えしておきながら対談相手にそう言ってるのか、
どちらにしてもヒデーなぁ、「ピッタリだー」と、
実は内心自信作だったんですが、
ネムタイワもやる気無さそーで結構ヒドイと思ってます。
記念すべき一回目はマンガ家の西島大介氏。
いい人、いい感性の人でしたー。
佐々木敦くん系というか相対性理論と対バンするのも当然。
それがX-JAPANのコピーっていう脱再構築バンドなのが凄い。

あと、ねごとはHiGE須藤くんの連載でも対談。
もう一個言うと瑞紀さんには、
今回、コーネリとかバッファローとかアートとか並びまくりのゆら帝コメント群でも、「セクシー!」って書いてもらいました

ていうか、ねごとライヴが週内に2回あって
翌日ロフトの別件ライヴ行ったら、
またそこでも会って、対談もやってたので、
ねごとには週5会ってて、
もうねごとっていうよりうわごとみたいな週もあったな。

で、今回、須藤くんは連載初と言っていい程、本格的恋煩いしてまして、
彼の貴重な恋バナがいっぱい聞けます。っていうか、これが爆笑。
須藤くん、さすがだなー。恋愛プロだなぁ。
話の持ってき方とか、よく心得てる。

の子くんともやっと話せた。1対1で。
今の20代でも相当クレバーな人です、の子くん。
「死ねー」の人、つまりキチガイと勘違いされてそうだけど、
しっかり子供ノノ聖域の深い所で話せて本当良かった。
3人とも話して、あと担当ディレクターにも裏取った。
聞けば聞く程、解散ギリギリなバンドでスリリングだ。
いつどうなるか分からないっていう綱渡り状態で、
マジで予測がつかないんだからあの切迫感なのかも。

andymori小山田くん連載は今回特別編で、
僕が小山田くんに究極インタビューしました。
咲子さんの事です。
で、新しいドラマー話も掲載して原稿チェックもOK。
で、1週間経たない内に新加入ドラマーの公式発表。
そしたら「え!? 名前違うじゃん!」。ていうか別の人が加入。
ビックリ。相当急だったのは間違いないです。

毛皮のマリーズは高ーーい所で撮影しました、柵無しのビルの上。
スッゲエ怖かった。
志磨くん以外の3人は、
撮影合間にビルの縁に行ってポーズ決め写真撮ってはしゃぐんだけど、
頼むからやめてくれー!て感じでした。
本当にすぐ死ぬから。落ちて。
志磨くんとの話はまたド頭から突入したまま3時間半くらいずっと。
アルバム初取材だったそうだけど、延々と話せる感じだった。

ミイラズは、以前から話してたんですが、
是非グッズ関係をやりたく、
今回はカタログに加え木乃伊くんへもインタビュー。
もちろんミイラズの4人へは最速リリースの次のアルバムについて。
届いたメール開いた瞬間、ミイラズの連載はホントいつも吹く。
「しまうまになれましたー」(連載を要チェック!)
なんてバカなんだこの人達は。天才的なものがある。

オワリカラ・ヒョウリくん、鉄壁。
ミトくんには通常連載以外にBREMENの対談もお願いした。

この1年間の連続取材の総決算だったたむらぱん、
多分一番理論的だったハイスイノナサ、
趣味まっしぐらなPeople In The Box波多野くん、
おおらかさがハンパなく今のガーリーそのものな南波(志帆)さん、
あと、この間観たライヴの期待のバンドって、ミラーボールズです。

あ、そうそう、この間夜中すんごいの観た。
女王蜂。
衝撃の10代!
イーノがバキバキに女装してた初期ロキシーミュージックみたいな
グラマラスでアートで秘めるものもしっかりと彫り深く、
2011年ヤバイと思います、彼女達。

などなど。

近日、次号の詳細、アップします。

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