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裏・MARQUEE Vol.90 でんぱ組.inc/夢眠ねむ

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年4月13日 12:13
  • MMM
昨日公開されたノートンのウェブ CM「オマモリー」が
何もかも凄すぎたでんぱ組.inc。
コレ一度見ておいてください。

http://japan.norton.com/omamory

マーキーでも去年末から継続中のこの6人組アイドルユニットは、
今年最注目です。
プロデューサーがちっちゃい時から超クラシックピアノで
そのまま東京藝大の音楽科へ、
で、ジョージ・クリントンがネ申で、
一番対談したい人が非常階段の JOJO広重。
って言うノイズミュージシャンだったこの人、
もふくちゃん(福嶋麻衣子)は、
パルス波まで突き詰め、表現としての限界を感じ、180度転換。
今最もコミュニケートがむき出しなのは何かとアキバに行き着き、
一気に"萌え"を表現として捉えつつ実業家展開。
この人のコンセプター振りは、
アカデミックな事の限界を知ったうえでのエンターテインメントであるところが最強。
で、持って生まれた行動力で次々と交渉連動させて、
ビジネスに止どまらない"面白い形"にしていく。
今回のノートン CM なんて、そんな典型だ。

そのもふくちゃんがプロデュースするでんぱ組.inc は
6人とも個性がホント様々。
僕は去年、さよならポニーテールのコメント取りで、
その中の夢眠ねむさんに原稿依頼したわけだけど、
その内容でピンと来て、それ以来、というわけです。

僕は、ねむちゃんを経由してアイドルの壁を突破した。
決定的だったのは、去年真冬のさ中、
ディアステージ前の路上で撮影した瞬間で、
きっかけはえいちゃん(成瀬瑛美さん)なんだけど。

この壁の事は今後のバンド世界に関係することだし、
ついこの前まで自分がそうだったので、よーくわかるので、
身をもって次号で書きます。
今の時代、とても大事なことなので。

話、もどって。

現代アートをやってたねむちゃんは、
コミュニケーションの観点からメイドになった人です。
そこからアイドルへと。
これ実は画期的な事なんだけど、
そんな事知らなくても、プログの発言や、様々なコラボなんかでも、
わかる人にはわかると思います。

でんぱ組.inc に関しては、まだ渦中なので、追って今後も誌面で。

今回からねむちゃんの連載『まろやかな狂気』も始まりました。
毎回ミュージシャンを迎えます。
一回目は OKAMOTO'S のレイジくん。
偶然にも二人ともミントグリーン狂だったという...

それから、5月23日リリースのでんぱ組.inc の両A面シングル『でんぱれーどJAPAN/強い気持ち・強い愛』に関するロングインタビューも掲載。

更には、ねごと連載『ネムタイワ』でも
<幸子+小夜子>組とねむちゃんで対談しています。
この対談は、ねごとの今作のテーマで話してもらっていてかなり充実。

てことで、でんぱ組.inc/夢眠ねむ、春の3本立て。

ねむちゃんの最近書いたオザケンのライヴ行ったブログとか読むと、
なんとなく夢眠ねむという人がつかめるかと。
あれは、いい文章だ...
そう、彼女はなんと、幼稚園の頃からオザケン、フリッパーズ、
カヒミさん、嶺川さんを聴いてたっていう渋谷系感性の人。
それで電波ソング大好きで DJ でコスプレイヤーでアイドルで...っていうまさに"今"のポップカルチャーの先端を体現している人です。
それが本能で、っていうところが最大のポイントかと。

でも、だ・か・ら、本当に生きている現在進行形のアートって、
こういうことじゃないんですか?
今はもう 2012年なんですよ?と問いたい!

ちなみに、でんぱ組.inc の他の5人に関しても、
暇みてディアステ行ってパラパラ話してるのもいいんだけど、
今とにかく急ぎでガッツリと撮影・インタビューしたい!



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