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MARQUEE(マーキー)Vol.91 編集後記 でんぱ組.inc

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年6月 4日 21:56
  • MMM
2012.6.4.jpg
photo/藤城 貴則


今回、最新号 Vol.91 では、撮り下ろし込みの計3ページ
+ねむちゃん(メンバーの一人、夢眠ねむ)連載1ページ、
の要するに4ページでお届けです。

ねむ連載『まろやかな狂気』第二回目のゲストは、南波志帆さん。
ディズニーランド行って、そのあと対談していただきました。

本編記事は、
7月リリースの『キラキラチューン/Sabotage』最速インタビュー!
全員にたっぷりお話を聞いてます。

りさちゃん(相沢梨紗)が深イイ話をしてたり、
ねむちゃんが『Sabotage』&ビースティーの神髄を突く発言で、
なぜヒャダイン・アレンジなのかを暗に解説してたり、
言うまでもなく、えいちゃん(成瀬瑛美)が
作詞 meg rock さんでブッ飛び、というか、いつもブッ飛びで、
みりんちゃん(古川未鈴)が最初サバスの『Sabotage』聴いてて、
「さすが!」としか言い様がないというか、
「そういうみりんちゃんが好き」と言うファンも多いと思います。

この写真は、今回の撮り下ろし別ヴァージョン。
誰もディレクションしてません。
机の上に僕が乗って「前に来たら、どれくらい後ろ側が見えなくなる?」
ってフォトグラファーに試し撮りしてるのをチラ見して、
この、組み、ポージングです。
自分達で形に持っていく。

現場で垣間見るからこそ、声を大大大にして言いたいし、
アホな勘違いを本当、払拭拭拭したいんだけど、
この人達は多くのアイドルとは違って、ホント自主性の塊だからね!
まったく、なんにも、いつも取材してるクリエイティヴ気質のミュージシャン達と変わらない。
あと、6人揃うと、うるさいの含めて(笑)アイディア・発言出過ぎっていうか、
時々インタビューまとめるの、たいへんです(笑)。
話、おもしろ楽しいし、物事が分かってる、
という以上に、人の気持ちを汲めるんですよ、この人達は。
それがなぜかも今回、コラム『神聖でんぱ論』で書かせてもらいました。
アキバの意地とも言える"表現"の話と一緒に、ガッツリと。

去年 12月10日発売の MARQUEE Vol.88(People特集号)で、
いきなり裏表紙+16ページで登場したでんぱ組.inc だけど、
あの時は「???」だったかと。
でも、ここに来て、いよいよヤバくなってきたと思うんですよ。
オザケン『強い気持ち・強い愛』カバーとか、
ビースティーの最高にカッコイイこの曲のカバーとか、
そんなの記号くらいのもので、
本質は、新しい時代のアイドルのカタチだと僕は確信してます。
(て言うか、アイドルでもクリエイターでも、もう肩書きはどうでもいいです。そんな世の中、死んでしまえ!)

中田くんと出会った時も、初めてカエラさんを取材した時も同じ。
「あ、これは、そうだよね」っていう直観があるわけで。
そこに、「条件そろってるし」と「これから1年半くらいの流れが、こうだから」っていう編集者的観点を加えれば、
「だいたい、こうだよなぁ」って、
でんぱ組.incに関しては確信持ててたんですよ。
たまたま、アイドルっていうジャンルの中に、
それが現れてました、今回は。

ていうか、でんぱ組.incの事を言い始めると、
ちょっと止まらなくなるので、また。誌面でも。

最後に一言だけ。
ライヴ、絶対観たほうがいい。悪りぃ事、言わないんで。
ライヴっていうのは、彼女達のアクトだけじゃなくて、
ファン達の応援も含めた一体感の話。
それ観たら感動するよ。
なんで音楽硬派なマーキーがガンガン取り上げてるかも絶対分かる。




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